どか雪

どか雪舞う季節はいつも雪下ろし
雪に埋もれても同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように凍えるのに

僕は雪国の全てなど知ってはいないだろう
それでもはてブから君を見つけたよ
当事者属性は無いけど本気で思っているんだ

こまめな雪かきも無くて雪国を生きてなどいけない
雪を捨てれないなら 道路も建物も埋もれるだけ

どか雪 ねえ 心まで白く染められたなら
雪の重圧を分けあう事が出来たのかい

僕は雪崩あとに耳を押し当てて
その声のする方へすっと深くまで
下りてゆきたい そこでもう一度会おう

雪は怖いなんて 上辺を撫でていたのは僕の方
山村の生活も 国道の雪かきだけで繋がってたのに

どか雪 ねえ 永遠を前にあまりに脆く
ざらつく体育館の屋根押しつぶしていくよ

どか雪 ねえ 時に頼りなく心は揺れる
それでも僕は雪国の生活守り続けたい