そもそも日本語教育の効果について

しばらく風邪で寝込んでる間に日本語があーだこーだと言う話が盛り上がってて熱でぼんやりしながら眺めていたのだけど、そもそも日本語の教育なんて効果があるんだろうか?と言う疑問が。

そもそも我々の言語能力と言うのは教育によってもたらされたものと、日々接する言語とのハイブリッドではなかろうか?幼少期には保護者等に影響を受け、学校では友人の間でしか通用しない会話やメールをし、メディアで垂れ流される陳腐な言葉を多用し、社会に出てからは業界独特な言い回しを使い回してはいないだろうか。

ちょっとブログを見渡せば、いい歳して2ちゃんジャーゴンをちりばめた文章とか、はてなでしか通用しない単語満載の文章とかすぐブチ当るし、「何故だ!」と書けば「坊やだからさ」と返ってくるわけだし、ライブドア絡みのニュースでは「想定外」「想定内」って書けばいいと思っている奴が多過ぎる。

もし日本語について国語力を向上させるならば、現在の言語環境を抜本的に変える必要がある。俺が知り得る限り、現在の国語力環境にもっとも大きな影響を与えているのはテレビ東京である。出所を明らかにする事は出来ないが、テレビ東京系列の放送が無い地域は明らかに標準語と異なるイントネーションで話している率が高いと言う。

国語力の改善を真剣に検討するのであれば、まずはテレビ東京に圧力をかけるのが確実な方法だろう。