Wikipediaの『マンホールの蓋』の項が充実していた面白かった
@tomozo ここからの派生で。>tmasui.blogspot.jp/2010_11_01_arc… そして穴は丸くは掘りませんよという話もあり
— objectO (@objectO) September 20, 2012
tweetをきっかけにマンホールの蓋についてググってみたら、Wikipediaの項目が充実していて面白かった。
むしろ『マンホール』の項よりも充実しているではないか…!
『マンホール』ではあっさり形状は円形が多いが、これは蓋が穴の中に落ちないようにするためである。
と書いてあるが、『マンホールの蓋』の項ではそれを俗説として退けるとともに多くの説を紹介している。
- マンホール開口部の丸い形状は、それを囲む地面の圧力に対して最も効率的な形状であるため、その丸い開口部の蓋が丸い様相を帯びるのは自然であるから。
- 円筒状の穴は掘るのが容易なため。 丸型の鋳造は水平の型押しロール機を使用して機械切断するのがより簡単だから。
- 丸型の蓋は丸いマンホール穴に対して、うまくはまるように回転させる必要が無いから。
- 人間の断面もやや丸い形をしているため。
- 丸いマンホールの蓋の方が簡単に転がして移動できるから。
- もし蓋が外れた他の形のマンホール上を自動車が通過すれば、鋭い角の部分が自動車のタイヤをパンクさせてしまう恐れがあるが、丸い形には角が無いため。
- 文化的理由。
あと、名称に関わるところも面白かった。
今日幾つかの地域では、ポリティカル・コレクトネスの観点から、「マンホール」という言葉は性差別的であると見なされ、他の言葉に言い換えられている。これまで使用していた「マンホール・カバー」の頭文字「MH」や「MHC」を残したいという意向もあることから、「メンテナンス・カバー」「メンテナンス・ハッチ」「メンテナンス・ハッチ・カバー」といった言葉へ置き換えられている。
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