コーネル大ソールク博士の件『注意して実際の母子を観察したところ、母親の右利き、左利きに関係なく大半が左抱きしていました。』
【聖母マリア像の秘密】米コーネル大学のソールク博士は、世界中にある聖母マリア像のほとんどが左腕で赤ん坊のキリストを抱いている理由を考えた。結論は心臓に近い左胸で心音を聞かせることで赤ちゃんに安心感を与えるため。事実、母親の63%が赤ちゃんを無意識に左腕で抱くという。
— フランス書院文庫編集部 (@franceshoin1985) November 27, 2012
利き手で抱いたら何もできないからだよって博士に教えたいRT @franceshoin1985 コーネル大学のソールク博士は、世界中にある聖母マリア像のほとんどが左腕で赤ん坊のキリストを抱いている理由を考えた。結論は心臓に近い左胸で心音を聞かせることで赤ちゃんに安心感を与えるため。
— 瀧波ユカリ (@takinamiyukari) November 27, 2012
↑このtweetが物凄くReTweetして爆散しているわけですが… 実際には
コーネル大ソールク博士の件『注意して実際の母子を観察したところ、母親の右利き、左利きに関係なく大半が左抱きしていました。』だ、そうな
— tomozo (@tomozo) November 28, 2012
ソースは財団法人報恩会 齋藤和雄著『母と子の絆』PDF版
アメリカのコーネル大学のソールク博士は聖母マリア像のほとんどがキリストを左腕に抱いているのに気づき、注意して実際の母子を観察したところ、母親の右利き、左利きに関係なく大半が左抱きしていました。
赤ちゃんはお母さんの左胸に抱かれることで、お母さんの心臓の音を聞き、安らかな気持ちになる。そしてその効果をお母さんは本能的に知っているようです
おそらく大元はこの本と思われ。
母親はなぜ左胸で子供を抱くのか (One point science)
- 作者: L.ソールク,L.I.ガードナー,小林登,日経サイエンス編集部
- 出版社/メーカー: 日経サイエンス
- 発売日: 1984/01
- メディア: 単行本
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一般人が上記の『利き腕』ネタをReTweetしているのはさもありなんという気がしますが、研究者やサイエンス・ライターなどの肩書きを持つ人がReTweetしてたら本業の内容を疑われかねないレベルです。
まさかそんな人はいないと思いますが。