Google検索での予測ワードとプライバシーについてのメモ
Google検索でのサジェスト機能にて中傷的な単語が表示されるのを差し止めようとした裁判のニュースが出ていました。
Google検索サジェスト、地裁が表示差し止め命じる 犯罪連想でプライバシー侵害 (1/2) - ITmedia ニュース
米グーグルは「単語の併記のみをもってプライバシー侵害にはあたらない」とし、差し止めについても「米国法で違法が認められなければ執行できない」と主張しているという。
尚、同様の裁判がフランスで2010年に争われ、Googleが敗訴している。
検索サジェストで「レイプ犯」は名誉毀損、グーグル敗訴 フランス 国際ニュース : AFPBB News
これに対しグーグル側は、「サジェスト機能はユーザーが最も多く検索した単語を自動的に反映するもので、グーグルが意図的に言葉を選んでいるものではない」とAFPの取材に電子メールで回答し、上訴する意向を示している。
上訴後の動きは把握していない。
日本のGoogle法人は当初訴えられていたが、削除権限がないと主張したために米法人のみが対象となったらしいが、そのことが書かれていた毎日の記事はネットから消えてます…
尚、AKBのメンバーの母親が逮捕されたときに関連ワードが削除されたのでは?と言われていますが、あくまで噂レベルです。
Googleが”たかみな母”を規制していた!? - NAVER まとめ
関連ワードはある程度操作可能ですが、Yahoo!ジャパンは明確に嫌がらせ目的の行為を禁止しています。
本機能を、SEOやいやがらせ等の目的で利用する行為は禁止しています。そのような行為を発見した場合には、なんらかの措置を実施することがあります。また、被害が発生した場合には、刑事・民事での法的責任を追及することがあります。
また、GoogleやYahoo!の関連ワードの風評被害対策します!と謳う会社が複数ありますが、どれほど実効があるかは不明です。