アップルに学ぶ10のしてはいけないこと

最近「X個の〜」をしてなかったので、久しぶりに:

アップルに学ぶ10のこと(POLAR BEAR BLOG)


アップルがコアなアンチを獲得している理由を解析して、10コにまとめたもの。なんか語り尽くされた感のあるテーマですが、たまにはベタに思い返してみるのもいいのでは。

1.花柄のパソコンを売らない
なんかいつの間にか白だの黒だのシンプルだのがAppleプロダクトの売りとなっているようですが、キャンディーカラーとかトランスルーセント*1とか、忘れてません?
そしてさらに花柄やブチ柄は黒歴史ですか?
2.シンプル・イズ・ベストも過ぎたるは及ばざるがごとし
未だにイジェクトボタンがなくて操作に困る人多いんですよ!昔FDDの取り出し方が分からなくて途方に暮れた人がアンチに転向したものでした。
3.デザインに共通点を持たせるあまり不便に
MacBookiMacのコネクタ類が一方に固められているため、実用上不便なことが発生。MacBookの右側にUSBポートがないのはほんと不評。もう少し使う人のことを考えたデザインを
4.新製品を漏洩する相手は「召喚状」
秘密主義もほどほどに。ブロガー相手に訴訟とは大人げないこと甚だしい。結局"Asteroid"ってなんだったのさ?
5.ハードをコントロールしすぎない
独自規格に走ったために対応周辺機器が限定されることに。いち早くUSBを採用したのは英断だったが、FireWire(IEEE1394)ではこけたし。ADCとか覚えている人いないかもしれませんが。
内部もどんどんアウトソースされApple独自の部分はもうほとんどないでしょう。
6.テクノロジーを感じさせない
7.自由に触れさせる
その自由の定義はアップルが行う。
MySpaceへのアクセスは自由に含まれません。
8.優越感に訴えない
なんであの「Mac君とPC君」のCMは不評なのか?
9.新しいルック&ネーム=新発明
かつてどれほどのサードパーティアプリケーションが無慈悲なアップルに踏みにじられたことか……不幸なWatsonのことを決して忘れてはいけない?
「Good Artists copy, Great Artists steal」
10.人がすべて
面接に来た人に「君は童貞か?」等と言うのはもってのほか。

10年来のMacユーザーとしては昨今のApple礼賛には非常に違和感を覚えます。
強みはいつか弱みに転じるもの。今日のソニー、デルは明日のアップルかもしれません。

*1:和名:スケルトン