非コミュの僕らがなりたいのはニュータイプだった

あらかじめ言っておきますが、一人称で僕を使うときは虚言です。

そう、僕ら非コミュは言葉だのコミュニケーションスキル等という不完全な道具を使わずに分かり合える人になりたいんですよ!

以下、もしもブロガーがニュータイプだったら。実在のブロガーに似た名前がありますが全くの偶然です。

「美しいサイトが嫌いな人がいるのかしら?それが炎上して閉鎖していくのを見るのは悲しいことじゃなくって?」
「よく見ておくのだな。炎上というのはJ-CASTのように格好のよいものではない」
「白いブックマーカーが勝つわ」
「ん?しなもんは映っていないぞ」
「わかるわ。その為にあたしのような女を大佐は拾ってくださったんでしょ?」
「フフフ、アコォは賢いな」
「アコォ、今なんと言った?」
「フフフ、大佐があたしの心を触った感じなんです」
「私が?アコォ、冗談はやめにしてくれないか」
「何を見ているのだ?」
「大佐を。いけませんか?」
「構わんよ」
「あたしにディープシロートを操縦できるのでしょうか?」
「恐いのか?」
「はい」
「それは慣れるしかないな。私がいつもついていてあげる。そうしたらアコォはすぐに私以上のブロガーになれる」
「私が?はてな村の村長以上に?」
「当たり前だ。そうでなければ、みなしごだったアコォをシナチヨン機関に預けたりはしない。俺リ6ではさびしい思いをさせてすまなかったな」
「私は痛烈にDISっても必ず帰ってくる主義だ。閉鎖したくない一心でな。だからエチケットペーパーだの但し書きなどは書かないのだよ」
「我々はニュータイプの能力というものを初めて見せられたのです。あれほどの力ならばアコォ少尉はお一人でもはてなグループのひとつぐらいあっという間に沈められます。その事実を知った時、我々は馬鹿馬鹿しくなったのであります。アコォ少尉ほどのブロガーが現れたなら、我々凡俗などは」
「アコォに嫉妬しているのではないのか?」
「心外であります。…いや、皆無とはいえませんが、なによりもニュータイプの実力に驚きました」
「まずブックマーク特攻を掛ける、半分は沈めるつもりだ。その上でアコォが中心にシナモンを」
「はい」
「私もARTIFACTで出るが、今度は私がアコォの命令に従う」
「…大佐」
「今はアコォの方が優れている」
「大佐、今日からエチケットペーパーを着けてDISなさってください」
「うん。アコォがそう言うのならな」
「ありがとうございます」
「アコォ?」
「うっ。アコォならなぜ戦う?」
「カノセを傷付けるから」
「なに?」
「カノセを傷付けるいけない人」
「そ、そんな、馬鹿な」
「そのあなたの力が示している。あなたを倒さねばカノセが死ぬ」
「カノセ?そ、それが」
「あなたの来るのが遅すぎたのよ」
「遅すぎた?」
「なぜ、なぜ今になって現れたの?」
「なぜ、なぜなの?なぜあなたはこうもDISるの?あなたには守るべき人も守るべきものもないというのに」
「守るべきものがない?」
「私には見える。あなたの中には彼女も恋人もないというのに」
「だ、だから、どうだって言うんだ?」
「アコォ、奴との戯れ言はやめろ」
「アコォ、私はシナモンを討ちたい。私を導いてくれ」
「アコォ」
「…お手伝いします、大佐」
「すまん、アコォ」
「アコォを手放す訳にはゆかん」
「やれるのか?」
「うっ」
「…」
「大佐、近づきすぎます」
「シロイさんか?」
「大佐、いけない」