Google

検閲に反対しながら検閲に手を染めていることでも話題のGoogle様ですが、catfrog氏のブックマーク経由でこんな記事を。

胃痛!ガスター店 - 速報性へのニーズ向上がgoogleの広告ビジネスモデルを壊す?
http://plaza.rakuten.co.jp/chime/diary/200601300000/

ここでいわれている本業のAdsenseというのはgoogle検索自体のadwordsも含めての意と読めるが、googleは検索のインデックス速度が遅いことがデメリットになりうるだろうか。思うに、たぶんそういう事態は、いまのところものすごくまれだ。「速報性」はユーザーのニーズの1要素に過ぎない。だから、今のところgoogleはブログ検索のような、新着記事に価値がある、みたいなサービスには力を入れない。

もし「速報性があるものが偉いというサーチエンジン」が一般ユーザに重用されるようになると、とたんに新規参入企業、新規コンテンツ屋、スパマーらが台頭してしまい、その瞬間Adwordsのビジネスモデルが崩壊する。googleとしてはそれは避けたい。だから、速報性については、ニュース検索程度にとどめている。

ちと疑問に思ったので、「速報性があるものが偉いというサーチエンジン」というのは現在ではブログ検索かな?と思い調べてみたが、Ask.jpとかテクノラティとかはAdwordsAdsense使っていたりするわけで。NAMAANは独自広告とlinksynergyとやら。広告無しも結構あるけど、これはデータマイングで稼ぐのかな?
まあ、広告表示のトリガーが検索ワードである限りはgoogleやovertureの様な規模のでかい広告代理店有利な状況は変わらない、様な気もしなくもない。

あと、なにげにco.jpドメインでGoogle BlogSearchが使えたのに驚いた。いつからだっけ?ま、中身は.comと一緒なんですが。