みんな!宮脇先生のこと誤解しないで!

「日本の雑木林はニセモノだ、本来の森に帰せ」(宮脇昭)

これに対してブックマークで非難するコメントが付いているが…

はてなブックマーク - 「日本の雑木林はニセモノだ、本来の森に帰せ」(宮脇昭)

で、散人センセは

「田舎の里山の伝統的生活にこそが環境を守る」としょっちゅう主張しているNHKにしては、めずらしく科学的で公正な番組。地方では、自然環境を守るとかいって、ボランティアを動員して里山の伐採とか下草刈りをしているらしいが、何もしないことが一番の自然保護なのである。ここにも「省事」が望まれる。

って書いているが、宮脇先生はそんなこと言ってないよー!

宮脇先生は、JICE(国際生態学センター)の研究所長として齢70を超えた今も現役の学者で、1200箇所の森林再生に携わった人。

[http://www.jise.or.jp/top1.html:title=財団法人 国際生態学センター[JISE]:bookmark]

俺の理解した範囲では、全国画一的な種や外来種ではなく、その土地本来の植物を植えなきゃ駄目よ、そうした方が管理する手間暇費用が少ないし、ということ。詳しくは下記リンクを読んでください。

「原子力文化」巻頭インタビュー 宮脇昭

イノベーティブワン〜宮脇昭氏(植物生態学者)

 もちろん、原生林に戻すということではありません。そうした手付かずの植生を「原植生」というんですが、我々の提唱する「潜在自然植生」というのは、現在の自然環境が支える土地本来の樹木を植えながら、人間と共存できる森をつくっていこうということなんです。

何もしないって事ではない。

まあ、その妥当性とかは俺の判断できるレベルではないけど。

あと、散人先生はテレビと日経新聞から都合のいいところ引っ張ってくるだけの人なんだから、マジレスするのはどうかと思う。


id:Kazabana氏の指摘があったので宮脇理論の問題点等について追記。

青森県におけるブナ植樹の検証
座談会 ブナ植樹を検証する! 第一部
パネルデスカッション問題点