偽社会学「下流社会」は今すぐ改名しろ!

もう苛々刺イライラしながらを頁をめくった「下流社会」
これって、社会学を装ったエッセイなんだね。脱力。

まず、文章内で「日本」という呼称を使用するなといいたい。ここに書かれている内容は全部東京圏内の話に過ぎないではないか。地方はと言うと、まるで別世界のような扱いに過ぎない。

それから、統計学的有意性が認められないという事は、あとがきではなく、本文中にはっきり明記するべきだろう。

全く、現在の経済状況や社会状況には則さないぐたぐたのエッセイとするしかない。何でこんな本が売れているかというと、何でだろ?題名が良かっただけじゃないの?と思う。

しかし、羊頭狗肉という言葉があるようにこの本の題名は内容にふさわしくない。俺がふさわしいタイトルを考案したので、どれでもご自由にお使い下さい。お代もお礼も不要です。また、手元にある人はマジックで修正されてはいかがでしょうか。

  • 下流社会@東京系
  • そろそろ下流のやつらは痛烈にDISっといた方がいい
  • 東京は最近、下流が増えてきたようだが、なあに、かえって免疫力がつく
  • 増えているように思える下流の連中 いったいどうなっているのか
  • そういう下流もあるんじゃないでしょうか
  • 下流社会じゃなくって東京の下流社会でしょ

それにしても、マンション住まいで子供を私立学校に行かせるような三浦が下流について書くこと自体皮肉としか言いようがない。

念のため書くと、下流について書くことに当事者属性が必要とは思っていない。しかし、最低限の敬意と誠実さが必要だろう。この本には、その欠片も片鱗もない。